クレジットカード現金化のデメリット5つを解説

カード現金化の5つのデメリット

インターネットでクレジットカード現金化の情報を検索すると、メリットが多く書かれています。
クレジットカード現金化には、メリットばかりでデメリットはないのでしょうか。

そんなことはありません。
クレジットカード現金化にもデメリットがあります。例えば、

  • カードの支払いの負担が増えるデメリット
  • 手数料がかかってお金が目減りするデメリット
  • 個人情報を悪用される可能性があるデメリット
  • 提示されていた条件と実際のものが違うトラブルにあうデメリット
  • カード利用停止されるリスクがあるデメリット

 
クレジットカード現金化のデメリットを5つのポイントでまとめました。これらについて説明していきます。

クレジットカード現金化の5つのデメリット

カード現金化は、先ほど挙げた5つのデメリットに注意する必要があります。このデメリットをよく理解した上で利用しなければ後悔してしまうかもしれません。
ではここから詳しく解説します。

カードの支払いの負担が増える

クレジットカード現金化を利用すると、翌月のカード支払いの負担が重くなリます。

クレジットカード現金化では、ショッピング枠を使って現金を調達します。

ショッピング枠を使うということは、後からクレジットカード利用料として、その分が引き落としされるということです。

例えば、その月のクレジットカード利用料が10万円だったとします。

手元に現金はなく、月末の給与まで何とかクレジットカード現金化でしのぎました。

クレジットカード現金化では、ショッピング枠のうち2万円分を使いました。
クレジットカード利用料は、単純計算で12万円。

給与の手取りが16万円だと、残り4万円で生活するという苦しい事態に・・・。

このようにクレジットカード現金化によって、クレジットカード利用額の支払いが困難になるというデメリットがあります。

手数料がかかってお金が目減りする

クレジットカード現金化を利用するためには、手数料が必要になります。

手数料はクレジットカード現金化業者によって異なりますが、換金率という形で提示していることが多いです。

例えば、換金率90%の業者にクレジットカード現金化を10万円で申し込んだと仮定して考えてみましょう。
90%なら受け取れる現金は9万円になります。

しかし、翌月のカードの支払いに必要になのは10万円になります。
つまり、1万円の手数料がかかったということになります。

このようにクレジットカード現金化の利用には手数料が必要になり、手数料がかかるというデメリットがあります。

自分で換金性の高いものを購入して転売する方法もありますが、こちらは自分でやるため手数料はかかりません。しかし、新品を転売しても中古扱いになるため購入額よりは受け取れる現金は下がってしまうでしょう。

個人情報を悪用される可能性がある

現金化業者には詐欺業者も存在しています。
悪質な現金化業者を利用してしまうと、個人情報を悪用されることがあります

なぜなら現金化する場合にどうしても、本人確認のため身分証の提示が必要になるからです。身分証の提示は法律によって定められているため必ず必要なのですが、悪質な業者に提示してしまえば悪用されてしまう可能性があります。注意が必要です。

たとえば、

  • クレジットカードの不正利用
  • 住所や名前、連絡先などを闇金に流される
  • アダルトサイトなどからダイレクトメールが届く

 
このように利用されてしまうのです。

このような個人情報の悪用は、一部の悪徳な業者の行為ではありますが、業者選びを失敗してしまうと被害にあう可能性があります。

多くのクレジットカード現金化業者は個人情報を慎重に扱っています。
大企業の個人情報流出は大きなニュースになりますよね。個人情報の悪用や流出は、業者側にもデメリットが大きいのです。

ですので、普通のクレジットカード現金化業者は個人情報の不正利用をすることはありません。

ただし、どんな業界にも悪徳業者がいるように、クレジットカード現金化業者の中にも気をつけるべき悪徳業者が潜んでいることを忘れてはいけません。

提示されていた条件と実際のものが違うトラブルあう

クレジットカード現金化を利用すると、あらかじめ想定していた金額や振込日と実際の利用が違うというトラブルに遭うことがあります。

クレジットカード現金化業者の中には、悪徳業者も存在することをお話しました。
悪徳業者の場合、手数料率が異様に高いという特徴があります。

現金化を利用したら、はじめに説明されていた手数料とは別に手数料がかかって入金された金額が減ったという恐ろしい事態に陥ることがあるのです。

また、今日中に振り込むと言ったのに、いつになっても現金が振り込まれず、電話してみると振込は1週間後になりますという返事。

最悪の場合だと、電話してもつながらずにそのまま持ち逃げされてしまうという被害もおきています。

もちろん、これは一部の悪徳業者に限った話ではありますが、クレジットカード現金化にはこのようなトラブルに遭遇するリスクがあることもデメリットの一つとして知っておく必要があります。

カード利用停止されるリスクがある

クレジットカードの現金化をすると、カードが利用停止されるリスクがあります。

これは、業者を利用する場合だけでなく、金券ショップなどを使って自分で現金化する場合も同じですが、カード会社は、換金目的でのカードの利用を規約で禁止しています。

この行為に該当すると見なされた場合、カードの利用を停止されて、場合によっては残債の一括請求されることもあります。

特に最近では、新幹線の回数券を使った現金化の方法や、ギフト券を大量に購入する行為などに対するカード会社の監視が厳しくなっています。

この手の古典的なクレジットカード現金化の方法を使う場合は、カードの利用停止になるリスクがあるので注意が必要です。

一方、現金化業者の利用については、業者によっても様々ですが、三者間でやっている分、自然なカード利用との見分けがつきづらく、カードを停止されるリスクは低いと言われています。

現金化業者もカード停止などのトラブル無しを看板にしている業者もありますので、それなりに専門的なノウハウが活かされている業者も増えてきました。

しかし、依然としてカード会社によるカード現金化に対する監視は厳しく、カード利用停止のリスクがあるというデメリットを理解しておく必要があります。

クレジットカード現金化はデメリットを慎重に検討して決めよう

どんなサービスにもメリットとデメリットがありますが、クレジットカード現金化は特にその実態が見えづらく誤解も多いサービスの一つかと思います。

クレジットカード現金化も詳しく調べて行けば、やっぱりデメリットと言われるポイントがいくつかあることがわかりました。
致命的とまでは言えませんが、やはり気になるという人は利用を控えるべきかもしれません。

しかし、デメリットにばかり目を向けていては、どんなサービスも利用できません。

もちろん、クレジットカード現金化を利用するメリットはありますので、デメリットを念頭に置いた上で利用するようにしてください。
気になる方は以下のメリットも参照の上ご検討ください。

クレジットカード現金化のメリットは?消費者金融より優れている点7選

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